歯周病とは
プラーク(細菌や食べカスなどの磨き残し)や歯石(プラークが唾液成分や血液成分と固まったもの)が歯ぐきに蓄積することで起こる細菌感染症です。
主に歯ぐきが腫れているだけの歯肉炎と歯を支えている骨が溶けている歯周炎に分けられます。
原因となっているプラークや歯石を取り除く治療が必要です。
歯肉炎や軽度歯周炎の場合は、歯周基本治療
中等度〜重度歯周炎の場合は、歯周基本治療+歯周外科治療
が必要となることが多いです。
歯周基本治療
スケーリング(歯石やプラークを取り除く治療)と口腔衛生指導(歯ブラシやフロス・歯間ブラシの使い方)が基本となります。
まずは目に見える範囲を上の歯と下の歯にわけて2回スケーリングを行い
後日、歯周ポケット診査をおこない、歯周ポケットの値や炎症が改善していたら歯周基本治療は終了です。
改善していない場合や歯石が取りきれていない場合は、歯の本数や重症度に応じてさらに2〜6回程度、歯石とりをおこない(麻酔下でおこなうこともあります)、
後日、歯周ポケット診査を再度おこないます。
歯肉炎や軽度歯周炎の多くの場合は、これで歯周ポケットが改善し、メインテナンスに移行します。
歯周基本治療終了後も、深い歯周ポケットが残って場合は、歯周外科治療が強く推奨されます。
単なる「歯みがき」ではありません!大事な歯周病治療の1つです。
わたしたちがどんなに歯周病の原因であるプラークや歯石を取り除いたとしても適切な歯磨きができていなければ日常のよれは溜まり続け炎症がとれることはありません。
癖があったり、ほっぺやベロが邪魔したり見えなかったり
磨けているところは毎日磨けているし、磨けていないとこはどんなに時間をかけても磨けていません。
歯ブラシで6割程度
さらにフロス・歯間ブラシを使って8割程度
ご自身で磨けるようになりましょう
そうすることで歯周基本治療の効果が最大限に引き出され、その後の歯周病再発の予防にもつながります
生涯を通じてご自身の歯で噛むために
歯肉炎を含めると40代の8割が歯周病に罹患しており、歯を失う原因の第1位です。
早い人では10〜20代で発症し、進行してしまっていることも。歯周病のこわいところは、再発しやすく、自覚症状がほとんどなく進行していくので、歯磨きの時出血する・歯ぐきが下がった・腫れる・噛みにくい・歯がグラグラするなどなにかしらの症状が見られる場合は歯周病が進行してしまっていることが多く、ときには歯を抜かざるをえないこともあります。失ってしまった骨や歯を元に戻すことはできないのです。
そのため、歯周病が治ったあとも適切な歯磨きと歯科医院での定期的なメインテナンスによる予防・早期発見がとても重要です。